新年あけましておめでとうございます。
2020年は新型コロナウィルスの蔓延という未曾有の事態があり、未だ新型コロナウィルスの勢いは収まっておりません。
旧年中は、そのような中でも格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
弁理士及び特許事務所の制度は、1899年の7月1日に弁理士法の前身である「特許代理業者登録規則」が施行されて始まりました。10年後の1909年には、特許法において「特許代理業者」の名称が「特許弁理士」に改称されました。1921年には、弁理士法が公布され、「特許弁理士」の名称が現在の「弁理士」と改められました。
今年で、弁理士及び特許事務所の制度は122年になります。その間には、日露戦争、第一次世界大戦、スペイン風邪の流行、関東大震災、世界恐慌、第二次世界大戦、バブルの崩壊等の苦難の時代がありました。そのような時代にも弁理士の諸先輩方は知的財産制度をずっと支えてきました。
弊所が開業した1997年からでもITバブルの崩壊、リーマンショック、東日本大震災、そして今回の新型コロナウィルスの蔓延と日本の産業にとって打撃を受ける事態が定期的に起こっております。そのような中でも、弁理士及び特許事務所のスタッフは日本の産業の発展を支える為に頑張っております。
新型コロナウィルスの収束はまだ先が見えませんが、オアシス国際特許事務所は、スタッフ一同、新しい時代に合わせて変わり、お客様のお役に立てるよう全力で頑張ります。
本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健勝と事業のご発展、さらには日本の産業の発展をお祈り申し上げます。
オアシス国際特許事務所
所長 山本 尚