4月1日、改正商標法が施行され、色彩のみからなる商標、音商標など新しいタイプの商標の出願受付をスタートしました。
特許庁によると、4月1日の出願状況は、オンラインでの出願が462件（音142件、色彩183件、位置102件、動き32件、ホログラム3件）、書面での出願が9件（音2件、色彩7件）でした。ニーズの高さがうかがえます。
http://www.jpo.go.jp/seido/s_shouhyou/new_shouhyou_jyoukyou.htm
各種メディアでは、大幸薬品さんのラッパのマークの正露丸のラッパの音を例にした音の出願についての報道が多い印象を受けますが、上記出願状況を見ると、音よりも色彩の出願件数の方が多いようです。
各企業は、商標登録した音や色彩を自社の商品やサービスを示すものとして、独占的に利用できるというメリットがあります。
一方、他社が商標登録した音や色彩、そして、これに似た音や色彩を使わないように、細心の注意を払わなければなりません。