PCT Newsletter（日本語抄訳）2013年12月号です。
今月号の主な内容は以下の通りです。
詳細は文書をご覧ください。
1. グローバル特許審査ハイウェイパイロットの開始
2014年1月6日付けで、13の特許庁が新しいグローバル特許審査ハイウェイ（GPPH）パイロットを開始することに合意しました。本パイロットでは、何れかの参加庁による成果物（PCT国際段階の成果物、つまり国際調査機関又は国際予備審査機関の見解書、若しくは肯定的な特許性に関する国際予備報告（第II章）を含みます）において特許性ありと判断された請求項があり、その他の適用可能な基準を満足すれば、他の参加庁に対して早期審査を請求することができます。
現時点で以下の官庁が本パイロットに参加することを決めています。
カナダ知的所有権庁
デンマーク特許商標庁
連邦知的所有権行政局（ROSPATENT）（ロシア連邦）
知的所有権庁（英国）（特許庁の運営名称）
IPオーストラリア
日本国特許庁
韓国知的所有権庁
フィンランド国立特許・登録委員会
国立工業所有権機関（ポルトガル）
北欧特許機構
ノルウェー工業所有権庁
スペイン特許商標庁
米国特許商標庁
GPPHパイロットを利用する為の必要な要件などの詳細な情報は以下のPPHポータルサイトをご覧ください。
http://www.jpo.go.jp/ppph-portal/globalpph.htm
2. 国際事務局の閉庁日
PCT規則80.5に基づく期間計算を行うときに考慮される、2014年1月1日から12月31日までの
国際事務局の閉庁日は次のとおりです。
全ての土曜日、日曜日
2014年1月1日及び2日
2014年4月18日及び21日
2014年5月29日
2014年6月9日
2014年9月11日
2014年10月6日
2014年12月25日及び26日
※PCT ニューズレター日本語抄訳は、PCT NEWSLETTER（英語版）の概略が理解できるように、毎月発行されるPCT NEWSLETTER（英語版）に記載の全項目と、その項目における重要な点を日本語に翻訳したものです。